手や腕のしびれ

●手や腕にしびれが出る原因

しびれの原因は主に三つです。

一つ目は神経の炎症があちこちで起きている多発性神経炎。
手足の先に痛みやしびれが左右対称に出ます。

二つ目は手首関節が歪んで正中神経や尺骨神経を圧迫している。
親指・人差し指・中指がまとめてしびれたり、小指・薬指のみがしびれたりします。

三つ目は頚椎ヘルニアや後縦靭帯骨化症で腕のしびれや手足を動かしづらくなるといった症状が出ます。

他にも手(腕)にしびれが出る原因は肘・肩関節の変位により神経が圧迫されている、神経の貫入部(神経が筋肉の隙間に入り込んで行く部分)が過緊張しているといったものがあります。

●病院での治療

多発性神経炎の場合はステロイド剤やビタミン剤の投与。
神経圧迫の場合も同じ。または手術。マッサージ。
後縦靭帯骨化症は頚椎を牽引して安静、など。

●病院での治療で治らなかったら

病院での治療でしびれが治らなかったとしてももう一生このままなのだろうかと悲観することはありません。

なぜならまだまだ整えるべき部分があるためです。

首(頚椎)の歪み

肋骨の上下、前後へのずれ

鎖骨の位置のずれ

肩関節(肩甲骨・上腕骨・鎖骨のユニット)の位置

肘関節(橈・尺骨)の位置関係

手首関節8個の骨の位置調整

頭蓋骨の縫合の過密着

これらの関節や縫合を全て整える病院を私は知りません。病院の治療で治らなければまずは骨を整えましょう。

●骨を整えてもしびれが残るなら

今度は冷えを取り除く必要があります。
レイノー病を持っている場合はなおさら冷え取りが必要です。
当整体では冷え取りもしています。

●しびれを改善するシンプルな手順


しびれを改善するには、

・骨を整える
・筋肉を緩める
・冷えをとる

という実にシンプルなプロセスを経ることです。

今の痛みを取るのはもちろんのこと、再発を予防するためにはまず骨格を一気に整えることです。

●自分でやれること

さて、ここまでは専門家でなければできないことを書いてきましたが、一般の方がご自身でできることもあります。

大まかに分けると姿勢を良くする、食生活を整える、の二つです。

姿勢については、
・ソファーなど軟らかい椅子に座らない
・姿勢を良くする

食生活については
・白砂糖、小麦、牛乳、食品添加物などを避ける
・成人ならば固形物を摂らない時間を一日あたり十二時間以上設ける
(例えば夜八時に夕飯を終えて、翌日の朝食を抜き、昼食までは果物や飲料のみで過ごす)

姿勢についての説明は不要かと思います。

固形物を摂らない時間を設けるには理由があり、胃腸、肝臓、腎臓を休め、きれいにするためです。
体内の大掃除を担うホルモンであるモチリンは最後の食事から八時間、その後は約二時間おきに分泌されます。
正午前後の昼食まで固形物を避ければ、五回ほど体内の大掃除をする時間が確保できます。

実は、肝臓、腎臓の調子を上げることは肩こり腰痛といった症状からしびれに至るまで必須です。
もしセルフケアで痺れを取り切れなくても、姿勢や食生活について良い習慣を身に着けた後で来室いただければ回復の可能性はぐっと上がります。

ぜひお試し下さい。